ほしいもの栄養素を解説
健康に良いとされる干し芋ですが、何の成分がどれだけ入っていて、それが何に効くのか、根拠とともに記載されているサイトは多くありません。
ここでは、100gあたりに含まれる成分を他の食べ物と比較して多く含まれているものをまとめました。
日本の国の公式サイトが発表している「日本食品標準成分表」をもとにしています。
・カリウム(100位/2150)
・水溶性食物繊維(100位/2150)
・炭水化物(100位/2150)
・ビタミンB6(100位/2150)
・パントテン酸(100位/2150)
カリウム(100位/2150)
カリウムは、神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっています。
筋トレに干し芋が良い理由の一つは、実はこのカリウムが豊富に含まれているということが挙げられるかもしれませんね。
水溶性食物繊維
漢字の通り、水に溶ける食物繊維です。
対照的な不溶性食物繊維は、えのきなど、食べたときの形そのままで排出されるのに対して、不溶性食物繊維は、水に溶けることで、ネバネバして、胃腸内に長時間止まります。
すると、胃腸内をゆっくり移動することになるので、お腹が空きにくくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、同時に糖質の吸収を緩やかにする作用もあり、食後血糖値の急激な上昇を抑えます。
ビタミンB6
タンパク質を作る、健康な皮膚や髪、歯を作る、成長を促進する効果があるとされています。
美容に効果
美容に効果があるとされる理由はビタミンB6の含有量が多いことが挙げられるかもしれません。成長促進効果があり、皮膚や髪が健康になります。
筋トレ/ダイエットに効果
また、タンパク質を作ることで筋肉増強に必須な成分です。筋トレが無駄にならないように、トレーニングをする際は積極的に干し芋を摂取することをお勧めします。
パントテン酸
あまり聴き慣れない成分のパントテン酸。一般には「資質、糖質、タンパク質の代謝に役立つ」と言われています。
美容に効果
代謝に役に立つということは新陳代謝が促進され若い肌になりやすいということです。
筋トレ/ダイエットに効果
筋トレとは、筋繊維を壊して新しく作ることの繰り返しです。
代謝に役だつパントテン酸は筋トレやダイエットにも効果が期待できます。